天麩羅や素焼きにぴったりの体長8〜10センチほどの「琵琶湖の天然稚鮎」の登場です。
旬の逸品ですからご紹介をしない訳には参りませんね!
鮎は通常 前年の秋に川の下流で孵化したものが海に下って育ち、翌春に川を遡って成長をするのですが、琵琶湖の鮎は海に下る事が出来ないため せいぜい10センチ程度にしか育たないのです。ですから全国各地の川に放流される稚鮎の供給元にもなっているほどです。
この小サイズの稚鮎はどちらかというと塩焼きよりも「天麩羅」や「揚げ物」あるいは「甘露煮」等にして食べるのがお勧めです。
天麩羅屋さんではもう一回り大きくサイズの揃ったものを使ったりしていることがありますが、それは ほとんどが養殖物になります。
この天然物は魚体が跳ねるように曲がっているものや不揃いであったりしますが、正真正銘の天然物。天然物だけに ほのかな「香り」と「苦味」は一人前。この苦味が良いんですね!
琵琶湖の荷主から500g入の箱に入り入荷してきますが、今年はその約500gを1セットでご案内しましょう。サイズも大小入交ですが入荷が始まったころよりも大きくなり、1セットに35〜40本ほど入るのではないでしょうか。
まずは天麩羅はいかがでしょう?天麩羅のお店屋さんでは、油の中に入れ 一呼吸おいてから 鍋のふちに鮎の尾を押し付けて 曲げ跳ねるように揚げるのがプロの仕事とのこと。
もちろん天麩羅がお勧めですが、全てを食べ切るには量が多いですし、今年ご案内しているものは結構大振りですので大型を選んで「素焼き」にしても良いかもしれません。
そして大野がお勧めするのが エスカベッシュ(洋風南蛮漬け) です!
ワカサギの時もお勧めの調理方法としてご紹介いたしましたが、稚鮎のエスカベッシュも唸るほど美味しいんです!なんと言っても、腹の苦味が その旨さを感じさせてくれるんですね。
作りたてもいいですが2〜3日置いておくと しっとり馴染んできて旨さが倍増。タッパーにたっぷり作り置きしておけば 暫くはお酒の肴に困る事はありません。ワイン・ビールが進みます!
約500gを1セット で3700円の大特価!にてご案内させていただきます!
入荷量が少ないため お届け指定日にご用意できないこともありますので ご了承ください。
旬の琵琶湖の天然稚鮎、食べられるのは今だけです!この機会にどうぞお楽しみください。
最後に、浜松町「天麩羅 歌門」のご主人から 美味しく天麩羅を揚げるコツを伝授してもらいました。
「天麩羅を上手に揚げるコツは、たっぷりの油で怖がらず油を高い温度に保つことです」家庭でたっぷりの油は使いきれませんから一度に種を沢山入れてしまわないことですかね。
さぁ、うまい天麩羅などお好みの料理を楽しみましょう!皆様のご注文をお待ちしています!